2014年4月10日(木)の講座
テーマ 「ユネスコも太鼓判!伝統食のススメ ~カラダもココロも、食べるもので変化します~」
講師 ホリスティックビューティアドバイザー、マクロビオティックインストラクター 高橋 ゆかりさん
食べるものでカラダもココロも変化―。体の中がキレイになれば、表もキレイになるんです。
本日の講座は、ホリスティックビューティアドバイザー、マクロビオティックインストラクターの高橋ゆかり先生を講師に招いて食にまつわる興味深いお話を伺いました。
日本人には日本人の体に合った食生活があるとのこと。ユネスコで和食が無形文化遺産になった話、1汁3菜に代表される日本食の文化などの話から講座がスタート。
1汁3菜は私達日本人のDNAが体に慣れ親しんでいる食事。消化しやすく遺伝子のレベルでわかっているそうです。体も体の為に良いことをやりたいので、肉類を始めとする欧米食や添加物、化学物など、日本人の歴史の中で食べたことのない食事は負担が大きく体の中のとまどいがストレスを生むことに。
ですが、このストレスは昔ながらの野菜中心の和食を摂るとストレスが軽減されます。食べるもので体にはすぐに反応が表われるそうです。
体にとってのストレスとして挙げられるのが精神的ストレスですが、他にも、気温の変化だったり、音の大きいもの、光(遅い時間帯のテレビやパソコンなど)などと生活の中にストレスは増えてきています。
ただ肉体的ストレスの負担が減れば精神的ストレスも軽減できるとのこと。
0:00~20:00⇒消化吸収する時間/20:00~4:00⇒解毒の時間/4:00~0:00⇒排泄の時間
このように体の中にも時間割があるので、意識した食事を摂りましょう。体のリズムを知ってコントロールするだけで楽な生活になるそうです。
そして、臓器は感情とも関係しています。
肝臓⇒怒り/心臓⇒喜び/脾臓⇒思いわずらう/肺⇒悲しみ/腎臓⇒不安
最近の自分の感情と照らし合わせて体の状態を整えれば感情をコントロール出来るのです。
季節の例を挙げ「春」は肝臓が疲れやすい季節なので、お肉をたくさん食べたりアルコールを摂り過ぎるとイライラしたり怒りっぽくなったり。肝臓を労わるオススメの食事として酸っぱいものに効果があるそうです。
その他の季節と臓器の関係、その臓器をサポートしてくれるオススメの食品など、講師のアドバイスを交え、わかりやすく説明して下さいました。
食事を変えると体だけじゃなく、感情も変わってくる―。
とても興味深く勉強になりました。
今一度、日本人ならではの和食に目を向けて、野菜や穀物をたくさん摂り、体が喜ぶ食生活を心掛けたいものですね。