2022年6月15日(水)の講座
テーマ:「電気自動車と太陽光発電のフル活用」プラス「補助金のご紹介」
講師:うちエコ診断士、宮城県地球温暖化防止活動推進委員、EVライフマイスター 三品 茂子さん
本日のタピ大は電気自動車と太陽光発電について。
ご自身で活用されているうちエコ診断士の三品茂子さんにお話いただきました。

まずはご自身の活用状況について。
ご自宅に太陽光発電装置をつけ10年、これまでは余剰電力を電力会社に販売していたそう。
太陽光発電をフル活用するために、
①発電モニターを家族みんなが見れる位置に設置する・・・どの機器にどのくらいの電力がかかっているのか、どの時間帯になると売電しているかの情報を共有する。太陽光発電装置を設置してからしばらく経つと興味が薄れがちなので、見える場所に設置することで情報を共有し、意識を向けやすくする
②アラーム設定で電気料金時間帯の切り替えを知らせる・・・スマートフォンに時間帯の切り替え通知が届くように設定。料金の安い夜間電力をうまく活用するため
③自給自足を目指す・・・卒FIT=固定価格買取制度の買い取り期間が間も無く満了を迎えるため、売電単価がさがることもあり、余剰電力を売却せずすべて活用する
の3つを行われているそう。
余剰電力をフル活用するために考えたのは、まずは蓄電池に電力を貯めること。しかし余剰電力で生じるkw数を貯めるためには、かなり高額な蓄電池が必要となってしまい、断念したそう。そこに浮かんだのが、電気自動車の導入と三品さん。電気自動車は走行できる蓄電池とおっしゃいました。例えば太陽光発電装置がなくても夜間料金で充電を行えばガソリン車に比べコストパフォーマンスが良く、またV2Hという装置を導入すれば車にためた電力を家や事務所で使うこともできるそうです。ここでは三品さんのご自宅および会社にて利用している電気自動車についてご紹介くださいました。
最後は太陽光発電や電気自動車を購入するにあたって利用できる補助金について。国、県、市町村それぞれに補助金が存在し、併用することもできるそう。併用によってかなりお得に設備や電気自動車を購入することができます。ただ、補助金について調べようとサイトを見ると非常にわかりにくいと三品さん、実際にそれぞれのウェブサイトを表示しながら見るべき順番やポイントについて解説をしてくださいました。三品さん、今回もわかりやすい解説をありがとうございました!