2022年3月8日(火)の講座
テーマ:自力整体 自律神経を整え不調改善
講師:自力整体ナビゲーター 小川 真理子さん
寒暖差を感じ不調を感じたり体調を崩しやすい季節の変わり目。
本日のタピ大では自律神経を整え不調を改善する方法について自力整体ナビゲーターの小川真理子さんにお話いただきました。
昨年12月以来2度目のご登場です。
自力整体とは、人の手を借りずに自らを治療するボディワーク。平均寿命と健康寿命の差は少しずつ広がっており、その差を縮めたいと感じた小川さん。一人一人の意識を変え、自分の体と心に責任を持ち、可能な限り医療に依存せずセルフケアを行えるようにし、病気や怪我の予防、幸福感を持って生きること、自身の生産性の向上や社会全体の活力につながるものとして、自力整体を取り入れ始め、現在では講師として活動されています。体を動かしたり、圧迫したり指圧したりなど刺激を与え、関節を伸ばし背骨の隙間を広げる効果が見込める自力整体。東洋医学をベースとしていて、自重や体の一部を用いたツボ押しなどで気の流れをよくすることができます。自分自身を動かし、集中して行うことができ、自分の身体の知識が増えることで健康自立へもつながります。柔軟性や運動経験の有無、年齢や性別に関係なく行うことができるのが自立整体だと小川さんはおっしゃいます。講座ではタオルを使った自力整体、椅子に座った状態で行う自力整体について実践形式で教えてくださいました。実践前と後で明確に違いを感じていたようで、気持ちよくなった、整った感じがするといった声がみなさんから聞かれました。
なぜ自力整体は自律神経を整えるのに有効なのでしょうか?自力整体は深い呼吸を意識すること、また整体の中で自律神経を整えるツボを刺激することが体に、ゆっくり自分に向き合って動くことで自分と向き合うことが心によい影響を与え、心身の緊張状態からの解放にもなるため有効なんだそう。自力整体を実践して副交感神経が優位になり脳がリラックスし、ぐっすり眠ることで副交感神経が復活していく、とのこと。自力整体を行う以外にも、趣向を変えることも大事と小川さん。交感神経を高ぶらせて頭に血が上らないように普段から心がけることが必要で、・イライラしそうになったら「すぐに反応しない。冷静に」とつぶやく・クヨクヨしそうになったら〝こんな日もあるさ〟と割り切って先に進もう・セカセカすぐ動きそうになったら〝落ち着いて、少し待とう〟と心の中で思うといった心がけるポイントもご紹介くださいました。
小川さん、楽しくわかりやすい講座をありがとうございました。