9月3日の講座
「体験ワークショップ「ひとを変える魔法」~あなたを不要なガマンから解放する~」
講師
フラクタル心理学講師、フラクタル心理カウンセラー
鈴木知子さん
タピ大では3回目のご出演となる鈴木さん
今回はワークショップ形式でお話を頂きました。
鈴木さんは以前、対人関係を始め色々な事で悩んでいた時にフラクタル心理学と出会い、どのような物かと興味を持ち、勉強を始め現在ではフラクタル心理学講師・フラクタル心理カウンセラーとしてご活躍中です。
フラクタル心理学の特徴として現象学をベースとして「思考が現実化する」と言う部分があり、自分を見つめ直し自分の思考を修正することで相手を変える事が出来るそうです。
今回は対人関係でありがちな「あの人、変わってくれたらいいのに…‼」
と言う皆さん一度は他人に対して思った事があるであろう気持ちに対してワークショップを行いました。
①あなたの廻りの嫌いな人、困った人は誰ですか?
②その人の何が嫌ですか?(出来るだけ1~2個にまとめる)
③その人に何を言いたいのかを書く(感情を抑えずに遠慮せずに書く事)
④相手はどうしてそんな態度を取っているのでしょうか?(相手がどんな言い訳をするか想像する)
⑤そんな態度を取っている相手の気持ちに寄り添い、優しくアドバイスする(メリットを教える)
⑥今度は6歳位の子供の自分をイメージして⑤を伝えます
伝えた後、子供の自分はどんな表情になるでしょうか?
黙ってうつむいていたり、無表情、怒ったり悲しそうにしている時は
寄り添いが足りないかアドバイスが間違っているので⑤を見直す必要があります
“わかったよ”とニッコリしたり“そんなメリットがあったの?”と驚いたり
“ごめんなさい”と謝って来た時は成功だそうです
⑦ ⑥を何度も繰り返します
これを思考修正と言い、必ず6歳位の子供の自分をイメージして行います
いつでもどこでも、気づいたら思考修正をしましょう
特に就寝前には必ず行って下さい、睡眠中は思考修正が進むそうです。
⑧一か月後の相手を観察します
・相手が変わっているなら、思考修正は正しく行われました
・もし変わっていなければ思考修正が足りていないので、もっと感情を込めて行いましょう
・それでも変わらなければ、相手の方が正しいのかもしれません
自分の成長の為に相手の言う事を受け入れてみましょう
この手法はまだ自分の言葉で話す事が出来ない小さいお子様や
思春期でコミュニケーションを取るのが難しくなったお子様にも有効ですが
基本的には対人であれば活用可能です。
対人関係と言う物は生きている限り一生必要な物であり
それゆえトラブルも少なくありません
相手に対して何故?と思った時はフラクタル心理学に基づいて自分の心を見つめ直してみてはいかがでしょうか?