1月22日の講座
「アトピーと私~私の体験談~」
講師
健康アドバイザー
高館睦美さん
本日の講師、高館さんは福島県出身4人姉妹の長女として幼少期はのびのびと育てられましたが、
小学校の頃から長女としての立ち振る舞いを求められ、中学高校の多感な頃は人目を気にする余り、
のびのびと暮らす事が出来ず大学へ進学してもその思いは変わらなかったそうです。
そんな高館さんは幼い頃からアトピー性皮膚炎を発症し、皮膚のかゆみ等以外にも
・アレルギー性鼻炎
・貧血
・肌荒れ
・胃酸過多
・朝起きられない
・汗をかかない
・イライラ、ネガティブ思考
等々様々な体調不良にも見舞われたそうです。
このアトピー性皮膚炎ですが、要因として
・環境的要因
・遺伝的要因
があり、後になって高館さんの祖父が花粉症、お父さんもアトピー性皮膚炎を患っていた事を知ったそうです。
乳幼児期は頭・顔・体感・手足に皮膚の赤みやブツブツ、黄色いかさぶたの様な湿疹があり
幼児小児期には肘・膝関節の内側にあせもの様な発疹、ジクジクとした発疹、皮膚が硬く厚くなる事も(苔癬化)
青年成人期には皮膚の苔癬化が上半身を中心に進行し、手足の外側には痒疹が出来、顔の赤みが続きブツブツに混ざりジクジクとした状態になっていたそうです。
気持ち的にも、妹が生まれてからの小児期は姉としてしっかりしないといけない、我慢する事を強要され
多感な時期になってからは、かゆみが止まらない事への不満、どうして私だけ?と言った憤り、一生治らないのでは無いかと言う不安等
体調だけでは無く、気持ちの面でも負担がものすごかったそうです。
そんな高館さん、大学時代の管理栄養士さんから
「体内から変えてみては?」と言われ、アドバイスの元食事に気を付け腸内環境を整えた所
アトピーを始め上記の体調不良も良くなり、抑えていた自分の感情も出せる様になり心身共に楽に生きられる様になり。
心と身体が充実している状態でないといくら外側から薬等で補っても何もならないと言うのが高館さんが肌で感じた感想だそうです。
自分が健康で居る事は勿論大事ですが、家族や親戚・友達周りのみんなが元気かつ前向きでいられれば人生はより豊かな物になるので
私もそうして行きたいですし、皆さんもそうして頂きたいと仰った言葉が深く印象に残る講座となりました。