9月18日の講座
「一時間で治る音痴克服法!」
講師
声楽家 ボイストレーナー
鳴海 友美さん
本日は歌に関する講座です
講師である鳴海さんはまず最初に受講生の皆様に歌に関する悩みを聞いておりました。
音痴には大きく分けて“感覚性音痴”と“運動性音痴”の2種類があり
感覚性音痴は、俗に言う音が取れない状態の事を指し(流れている音を聞き取れない)
運動性音痴は、自身の無さから来る物(普段から余り声を出さない人にありがち)
で、一般的には感覚性音痴が圧倒的に多いそうです。
感覚性音痴の場合、練習として地声と裏声を積極的に出す練習が良いそうで、一例としてゲゲゲの鬼太郎に出てくる目玉の親父(裏声)と鬼太郎(地声)のやり取りを1人で行い、地声と裏声を鍛える事で、自身の音域とその音を聴く聴力も鍛えられるそうです。
運動性音痴の場合は、自分が歌いたい曲を繰り返し歌い、そしてその歌声を録音して元歌と聴き比べると良いそうです。
座学が終わった後は、実際に歌を歌ってみようと言う事で
まずは全身のストレッチ運動から始め、続いては口周りの運動と言う事で
・リップロール(唇を震わせる)
・巻き舌(舌を柔らかくする)
・口笛(腹式呼吸)
を行い、一人一人丁寧に教えておりました。
続いては歌うための発声練習です
先ずはハミングから始まり、「イー」「ワッハッハッ」と声を出し口も身体も温まった所で
鳴海さんの伴奏の元、中島みゆきさんの「糸」を受講生全員で歌いました。
講座の最後に鳴海さんは
音痴云々より先ずは声を出す事を好きになって欲しく、歌を上手く歌う事はその後ですと言う言葉がとても印象的な講座でした。