11月16日の講座
「保険をスッキリ整理! プロが語る無駄な保険の省き方(ココだけのお得情報付き)」
講師
ほけん整理アドバイザー
高見澤 良和さん
本日の講師、高見澤さんは保険会社に長年勤務したノウハウを元に
現在は"ほけん整理アドバイザー"として、
お客様にお金の有意義な使い方を提案しており、
モットーは「お客様に正直なお話をすること」
仕事は「人を喜ばせる事」と言う思いから、筆文字講座や、CD配布、講演会開催と多方面でマルチにご活躍されております。
講座が始まってすぐ、高見澤さんは受講生の皆さんへ
「今入ってる保険、何か心配事はありますか?」と問いかけると
やはり皆様現在加入の保険には色々と不安がある事が分かりました。
高見澤さん曰く、
皆さん保険に入りすぎてる方が非常に多いそうです。
人に勧められるがままだったり
子どもが小さかった頃の保険そのままだったり
等々...
高いと思いながらも、今まで掛けてきた保険をやめるのは怖いと言う方が殆どかと思いますが、
「今、本当に心配なのは何か?」を考えると見えてくる物があるそうです
(若年・子育て世代なら、仕事上のケガや子供の学費
ミドル世代なら老後の準備 高齢世代なら、病気や葬儀費用等)
また、日本は公的保証が充実している部分が多いので
・遺族年金 ・障害年金 ・高額医療制度 ・公務員、企業での福利厚生
等があり、現在加入している保険と重複している部分であればその部分はカットしても大きな影響はないそうです。
そして現在では
・銀行の定期積立 ・財形貯蓄 ・iDeCoや積立NISA ・別口座での貯金
等を利用すれば、保険以外でもお金を工面する事もさして難しい事では無いそうです。
保険を掛けるにあたって、準備しておくと安心なのが
・ガンになった時の備え→治療法が多岐にわたってきている
・亡くなった時の整理資金→残された方に迷惑が掛からない様に
・お子さんがいる方→子供が学校を卒業するまでの資金
預貯金で賄うのがベターですが、どうしても払いきれない部分は保険でカバーするのが良いそうです。
さて、今回の目玉でもある「ムダの省き方」ですが
①終身保険を払い済み保険にする
②余分な特約を解約する
③保険をかけたと思って貯金する
④月々掛けてる保険金額の減額
大きくこの4つです。
保険は日々新しくなっているので
「学資保険」や「個人年金保険」と言ったタイプの保険は現在では
昔程のメリットが感じられないので、新しい形の保険を利用する事を進めているそうです。
また、
「外貨建て保険」や「低解約返戻型終身保険」等は
相場や健康寿命の問題もあるので一層の注意が必要との事。
さて、ここまで勉強すると一度保険を見直しと思いますが、"保険証券"を紛失される方が割と多いそうです。
高見澤さんのココだけの話として
・証券は無くても大丈夫、でも紛失に気づいたら即コールセンターへTEL!
・保険の時効は3年ですが、実際は融通が利く事もあるそうです
・先進医療は自分からアプローチする
・終身保険は「払い済み」にすれば、やめずに保険料削減
・「ガンになったら保険料無料」の保険
々等、様々なお得な話を教えて頂きました。
最終的なまとめとして
保険料を節約するためには
・自分に必要な保証を見極める
・公的保証を知る
・定期的に保険内容を見直す
・特約の解除等余計な部分は削る
・全てを保険で賄おうとしない
そして最後に
『きちんと準備したら、後は余計な心配はしない事』
これが一番大事な事と仰っていました。