2018年11月8日(木)の講座
テーマ:体験しよう!リードフォーアクションスタイル読書会
講師:一般社団法人リードフォーアクション協会認定リーディングファシリテーター 遊佐敏和さん
「行動するための読書」を提唱しているリードフォーアクション。
協会認定のリーディングファシリテーター遊佐さんが、読書会のうちのひとつのスタイルを紹介してくださいました。
今回ご紹介いただいた読書会のスタイルは「ぐるぐる読書」。
複数の人数で机を囲んで座り、自分のお互いに本を紹介して行くスタイルです。
通常の読書会では90分〜2時間ほどかけて行うそうで、今回はタピ大の講座時間に合わせ、簡易的なものを行いました。
読書会のはじめに行うのがゴール設定。
読書会が終わったとき、
①どんな状態になっていたい
②どんな知識、経験を得たいか
③その結果、どんな変化をしているか
をそれぞれ1枚ずつ付せんに記入し、テーブルの脇に貼ります。
設定したゴールを元に、同じテーブルの人に自己紹介を行います。
自己紹介のあとは、5つのステップに別れて読書会が進行していきます。①質問作り・・・今回のテーマ:紹介したい本今回は、遊佐さんに持ち込んでいただいた本を1分間で読み込み、1分で周りに紹介。それぞれ本の紹介が終わったら、右隣の人に本を渡し、左隣から受け取った本について知りたいことを2つ付せんに書き込み、表紙に貼る。これを自分が紹介した本が戻ってくるまで繰り返す。②探索・・・戻ってきた本の表紙に貼ってある質問に対する答えを本から探す。正解・不正解はなく、自分の感じたままの答えを質問が書かれた付せんに書き込む。③共有・・・質問に対する見つけた答えや気づきを周りの人に紹介する。④気づき、発見・・・テーマについて深める。③の見つけた答えや気づきについてより掘り下げる。⑤一歩踏み出す・・・読書会を通して変化したこと、変化を明日から活かすために、をそれぞれ1枚ずつ付せんに書き、周囲の人に発表。受講生のみなさん楽しそうに読書会に参加されていました。上の写真のように、質問や答えが書き込まれた付せんが本の表紙に貼られていきます。今回は講師の遊佐さんがお持ちいただいた本を使用して読書会を行いましたが、遊佐さん曰く、みなさんがそれぞれ本を持ち寄り、他の人に自身の本を紹介してもらうのも面白いそうです。受講生の方からは、「自分の興味のなかったジャンルの本に出会え、図書館や本屋さんで普段行かなかったジャンルの本棚に行ってみようと思った」という声も聞かれました。
タピ大の講座が1時間ということで、読書会も簡易的なものとなりましたが、実際の読書会に参加してみるのも
楽しそうですね。