2018年10月9日(火)の講座テーマ 「眠りの質がアップする3つのポイント」
布団コンシェルジュ 布田 千明さん
人生の3分の1は睡眠です。その時間が極上の眠りになるお手伝いをする創業63年老舗「布田ふとん店」
千明さんは三人兄弟で下に弟さんが二人おり、本来であれば跡継ぎを考えるはずでしたが父親が「自分達のやりたい事をやらせたい」との思いから跡継ぎを強制せず老舗をたたむはずでした。しかし、長女である千明さんが三年ほど前に関東から帰省し改めて「布田ふとん店」の素晴らしさを感じ、祖父母、父さんが作った布団でいつも温かく最高の寝心地で過ごしてきた想いを受け継ぎ、ありったけの愛を詰め込んだ布団を皆さんにも届けたいと思いそして、その歴史を伝統を伝承したい想いが原動力となり「布田ふとん店三代目」を継ぐことになったそうです。
まだ、見習い中ではありますが沢山の方々からのサポートを受けて布団のメンテナンスや重要性を勉強し営業活動を行っております。
そもそも「睡眠」とは「脳を休ませる」ことが第一優先であり「一日をリセットするために重要」と知りながらも生活環境や知識不足によって蔑にしてしまう事が多々あります。
そこで眠りの質がアップする3つのポイント
①身体と寝具の声を訊く
現在使っているものが本当に自分に合っているものなのかを見直し改善することが大切。求めることによって物との出会いがあります。
たるんでいるマットではいくら高額な布団でも限界があり更に年数が経ってしまうと色々な所にガタがきます。
②お手入れが大切
人は寝ている間にコップ一杯分の汗をかきます。そんな水分を含んだ布団にはカビが発生しやすく健康被害にも繋がり兼ねません。毎日、布団乾燥機に掛けることは難しいですが年に一度はクリーニングを心掛けたりカバーを取り換えるなど気に掛けることが大切。原因と結果は比例します。
③素材が大事
布団だけではなく着ている服がどんな繊維で作られているのかを知ることで静電気を最小限に抑えたり、肌に触れるものを勉強することでストレスから解放され最高の睡眠に近づくことが出来ます。
今、使用しているお布団もリメイク(打ち直し)が出来るかもしれません。素材にもよりますが綿や羽毛は蘇ります。
布団をコタツカバーにリメイクしたり、足りなくなった部分に追加すれば更に長持ちすることも出来きますので、まずは相談をして頂ければと思います。