2018年10月4日(木)の講座
テーマ 「あいうべ体操とツボ押しでインフルエンザに負けない身体を作ろう」
アスター治療院 院長 横山 大輔さん
本日はアスター治療院院長の横山大輔さんからインフルエンザに負けない身体作りについて学びました。
皆さんは呼吸について考えたことはありますか?
その息は鼻からでしょうか?口からでしょうか?
結論から言うと本来呼吸は「鼻でするもの」なんだそうです。
他の人を見ると皆さんだいたい口を空いており、実に8割9割の方が口呼吸だと言います。
口呼吸の人の特徴としては、ベロの先端が前歯に当たっている人
堅いものを食べない人、メールなどの会話の普及で喋らなくなった人=低舌位
口呼吸は人間だけができ、たくさん空気を取り込めるが様々な病気の原因になっています。
全身に影響を及ぼす口呼吸。
では口呼吸の何が悪いのか?
・喉の慢性炎症を起こす
・喉の炎症が実はいろんな病気に直結している
・口呼吸からの肩凝りも実は多い
・口から空気が入ってくると空気以外にバイ菌など入る
続いて「あいうべ体操」を考案した今井先生の話へ。
今井先生は、薬を処方せず、あいうべ体操を推奨しています。
あいうべ体操は舌を含む口全体の筋肉をつけることが出来る体操で、風邪を引くこともなくなり、インフルエンザの予防にもなるそうです。
他にもアトピーの酷い患者さんが回復された例や同時に二重顎も改善された症例を紹介してくれました。
あいうべ体操は、大きくゆっくりと「あ・い・う・べ」と言うだけ。
声を出さなくてもOK。
一回に5秒を10回、これを一日3回、薬を飲む感覚でやってみましょう。
あいうべ体操をすることにより、顔の血流の温度が上がります。
出来れば乾燥したところではなく、風呂の中や湿度の高いところで行うと効果大だそうです。
アレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎、リウマチ、頭痛、めまい、インフルエンザなどの症状に悩まれている方は是非やってみては?
講座の最後には、肩凝り解消になる後頚部のツボ(頭臨泣)押しを教えていただきました。
どんどん寒くなり、空気も乾燥してくるこれからの季節。
お金もかからず場所も選ばないあいうべ体操をと頭のツボ押しで、インフルエンザ以外にも病気の予防になるセルフケアを実践してみましょう!