2018年9月5日(水)の講座
テーマ 「ファスティングインストラクターが伝えたい、ファスティングよりもっと大切なこと」
トリートメントサロン蓮の家 オーナー、食・環境・楽しさの発信「きとつちアンサンブル」代表 星野 光子さん
本日はファスティングインストラクターの星野光子さんにファスティングについて学びました。
ファスティング=数日間固形物を食べずに過ごす断食のこと。
非常に過酷なイメージですが、最近のファスティングはドリンクのみ、栄養や必要最低限のエネルギーは摂るんだそうです。
星野さんは、2015年に知人の勧めで3日間のファスティングを決行。
初日は何の問題がなかったようですが、体内の毒素が排泄されるため、二日目には昔痛めた股関節が痛くなったそうです。
3日間のファスティングで血液の数値も変わり、体脂肪が12%も落ち、早くも体に変化が見られたのは驚きです。
実際に、ファスティングをする前、した後の比較写真を見せていただきました。
ファスティングをしたことによって、胃腸が休まり、体の中がキレイに浄化され、空気も澄んでいたように感じ、実際に視力が良くなったのを実感したそうです。
他にも体が身軽になったり、元気になったのを感じたのだそう。
そしてファスティング明けに重湯を食べ、お米ってこんなに甘かったのかと思ったんだとか。
味覚も変わり、今まで食べてた不自然なものがわかるようになったそうですよ。
ファスティングの経験を通し、星野さんが気づいたこと。
それは「私達は自分の体では浄化、排泄、分解しきれない有害なものを取り入れてないでしょうか?」
人間は食べたら消化・吸収・代謝→排泄をするサイクルが出来ています。
そのサイクルを妨げる食べ物、食習慣、生活習慣。
有害物質、合成化学食品添加物や遺伝子組み換え食品、風邪を引けば薬など、私達は知らないうちに良くないものを体に入れています。
呼吸や皮膚(経皮毒)などを通して有害性のあるものも体に入ってしまっています。
不自然な物が入り、身体が不自然な状態になることを=病気と言えるのでは?
もちろん、私達は体が喜ばないものを食べる時もありますが、ただそれをリセットためのファスティングでもあるそうです。
星野さんいわく、ファスティングは個人差もあり、もちろん人それぞれで結果が出ない人もいます。
ファスティングもおススメしたいですが、何より大事だと学んだのは「私達は食べたもので出来ている」ということ。
何を食べるのか選ぶのは自分。
そしてそれをどんな気持ちで食べるか?ということも大事だと学んだそうです。
「この食べ物がこの先の自分の体の中の部品になるのかな?」と考えてみるようにしましょう。
ファスティングの体験談とファスティングを通して得た貴重なお話をたっぷりお話していただきました。