2014年11月20日(木)の講座
テーマ 「ほめるから勇気づけ~アドラー心理学ベースのコーチング」
講師 ビーズクリエーション代表 チームフロー認定コーチ 仁平覚子さん
本日は仁平覚子さんを講師に招き、アドラー心理学に基づいたコーチングについて学びました。
まずは2人1組になり「名前・今はまっていることや趣味・講座が終わったらどんな気持ちになっていたいか」についてお互い話してもらいます。
初対面同士の方が多い中、みなさんすぐに意気投合し笑顔で積極的に話し合っています。
そして最後に「いいですね!」と拍手。
この「笑顔で聞く・笑顔で話す」ことこそがコーチング、なのだそうです。
<「ほめる」ことと「勇気づけ」の違いについて>
この違いわかりますか?
「ほめる」ことは人の客観的なところを見るもので、「勇気づけ」とは自分が感じた主観的なもの。自分の主語で言えること。
よく「勇気が湧く」と言いますが、これは勇気づけられ、自分の基準で考えられ、やる気が出てくることを言うのだそうです。
改めて考えてみるとこの違い。なるほど、、、ですね。
「勇気づけの言葉の練習をしてみましょう」ということで、また更に2人1組でなるべくその人の良いところを言い合います。
私は○○だと思いますよ→自分の主観で、自分がどう感じたか伝えるだけで良いのです。
そうすると自然と勇気づけが出来るようになるのだそうです。
<アドラー心理学のコーチングとは?>
例えば、今いる自分から一ヵ月後どうなりたいか?
その為に何をやる?自分に問いかけるだけで変わってきます。
その為に一ヶ月過ごすこともコーチングになり、意識をそこに向けるだけでコーチングになるのだそうです。
「一歩を決めると人は進むことが出来ます」と仁平先生。
魔法の言葉と言って、本当はどうなりたいのか、勝手に脳がグーグル検索のように探してくれるので考えただけで良いのです。
行きたい方向や目的を持って意識するので変化出来るのだとか。
これが冒頭の「講座が終わったらどんな気持ちになっていたいか」に繋がりましたね。
この1時間で私達もコーチングが出来たようです。
最後に「幸福の三条件」
・自分が好き・相手が信頼出来る・自分は貢献出来る
この3つが揃うと人は幸せになります。
信頼出来る相手や仲間がいてそこに居場所があると貢献したい気持ちが出てくるので人は幸せを感じ取れるのだそうです。
勇気づけとコーチングについてわかりやすく学ぶことが出来、明日から前向きになれるような、活力が湧いてくる講座でしたよ。