2014年7月7日(月)の講座
テーマ「~あなたの生きづらさの原因かも~インナーチャイルドって何?」
講師 インナーチャイルドセラピスト 田口 晃 氏
七夕の夜、みなさんはどのように過ごしたのでしょうか?(とはいえ、仙台にいると7月の七夕は、あまりピンと来ないかもしれません。)今夜のタピ大、夜空に思いをはせつつも、宇宙と同じくらい奥深い“自分の心の中”に目を向ける講座が開かれました。
今回のテーマは「~あなたの生きづらさの原因かも~インナーチャイルドって何?」。講師は、インナーチャイルドセラピスト 田口 晃さん。きょうがタピ大の登場4回目というベテラン講師です!
インナーチャイルドという言葉聞いたことありますかと、受講生に聞いたところ、半分ぐらいの方がご存知でした。とはいえ、その意味は?と、問われるとなかなか説明するのは難しいですよね。文字の通り読みとけば、自分の中の子ども。う~ん、どういう事なんでしょう?
インナーチャイルドとは、「自分が子どもの時代に、その当時自分にとって絶対的な存在であった大人(父、母、学校の先生など)の価値観によって判断されて、悲しいかったり・つらい思いをした自分(の感情)」のこと。
自分でも気づかぬうちにそんなインナーチャイルドを、心の奥底へと押し込めているのだそうです。その行き場のない感情が、現在の自分の行動や考えに影響を与えているとか。そして、そもそも「価値観」というもの自体が絶対的なものではない、価値観は多種多様というお話しから、きょうの核心へ。
これはなかなか難しい話しになるのかな?と思いましたが、自分にも当てはまるような具体例をあげていただきながらお話しを聞いているうちに、なるほど!と、納得いく瞬間が訪れました。会場のみなさんも、大きくうなずいたり話に聞き入ったりと、かなり真剣モード。
講座後半は、インナーチャイルドをどうやって開放してゆくかのお話しでした。キーワードは「共感・受け入れる・認める」。そして、日ごろ苦手だったり、嫌いだな~と思う相手は、自分のインナーチャイルドに気づかせてくれる大切な存在なんだよという講師の言葉に多少動揺しながらも、真摯に自分自身のインナーチャイルドと向き合おうと心に誓うタピ大スタッフでありました…。
限られた時間にも関わらず、ギュッと内容を凝縮してお話しいただいた田口 晃さん、ありがとうございました。