2014年4月18日(金)の講座
テーマ 「おうち時間を楽しむ住まい造り」
講師 リブ設計事務所、一級建築士 黒澤昌弘
インテリアコーディネーター 今福 由紀子さん
本日は、一級建築士の黒澤先生とインテリアコーディネーターの今福先生を講師に迎え、住まいに関するお話をしていただきました。
まずは、黒澤先生から講座がスタート。
「快適な理想の暮らし」とはどんなものでしょうか?例を挙げるなら、デザインや周囲の環境、防音やコストなど、様々です。
その中でも、快適な住まいを実現するために重要視するものということで、行政のアンケート結果をもとに特に多かった答えを紹介してくれました。
性能面ではやはり「採光・通気性」「省エネ性」「耐震性」などが多く、コスト面では建設費などよりも、「光熱費などのランニングコスト(維持管理費用)が安い」という結果でした。
やはり、長く暮らして行く上で先を見据えた結果なんですね。
その光熱費などのランニングコストを安くしていく上で注目したいのが「断熱性などの省エネルギー性能に優れている」というもの。
壁や天井、床など基礎を含めた断熱の家の断熱性能とランニングコストの密接な関わりや断熱性能の重要さなど、黒澤先生が詳しく説明してくれました。
普段耳馴染みのない「Q値」と言われる専門的な言葉も学びました。
Q値とは、住宅の断熱性能を数値的に表したもので、値が小さいほど断熱性能が高いのです。
ランニングコストを計算したデータから、断熱性能の良い家は年間の生活費が安く済むそうです。
続いて、インテリアコーディネーターの今福先生の講座へ移ります。
インテリアのテーマはナチュラル、モダン、北欧…etcなどいろいろあります。
インテリアをコーディネートするポイントのひとつは「全体の空間を引きで見て形を決めて行く」のだそう。
今福先生曰く、こだわりの家具を基本にしたり、バランスを見たり、インテリアの中で基本となる色を決めるのもオススメだそうです。
その都度アクセントの色を変えたり、空間を楽しんでいきたいですね。
おしゃれにコーディネートされた写真もいくつか紹介してくれました。その中には、センス溢れた今福先生のご自宅のインテリアも。
毎日生活する上で、やはり住まいのデザインやインテリアは重要視したいものです。
講師2人のお話は、今後、新たに家を建てる方やリフォームを考えてる方にとって、是非参考にしたい内容でした。
最後に。リブ設計事務所の“リブ”とは?黒澤先生にお聞きしました。
“life is beautiful”の頭文字から取っているそうです。素敵な由来ですね♪