4月2日(月)
演題 川柳を楽しむ
講師 アナウンサー 吉岡徹也さん
ラジオ番組「川柳575便」(ラジオ3制作、fmいずみで土曜朝8時放送中)に出演している吉岡徹也さんは、元東北放送のアナウンサー。
プロ野球、当時のロッテオリオンズが宮城球場(Kスタ)を準フランチャイズにしていた頃の実況中継の名調子を覚えている方も多いです。
番組開始から11年。毎回、リスナーから寄せられたの川柳を紹介し、自らも作っています。
定期的に秀作選集も発行していて好評。
同じ5・7・5である俳句と川柳を混同している人も多いよう。
「川柳は端的に気持ちが表れる。思いをの丈をそのまま詠む。川柳を吐くともいうのです。」
季語はいらず、口語体。
吉岡さんの作品。
震災前 「すわ地震 見えない敵に 身構える」
震災後 「倒れるな 負けるなボロ家 耐えてくれ」
のちに 「ライフライン 途絶えて戦時 蘇る」
余震頻発 「ゆすり屋の あざ笑うのが 許せない」
受講生も「虫食い川柳」にチャレンジしました。
例)物忘れ もう1人いて 「 5字 」←下の句を作る
=楽になり
続いて、下が決まっていて、上と中を作ります。
上(5字)+ 中(7字)+「近くなり」
上(5字)+ 中(7字)+「ばかりなり」
初めて挑む方もいて、川柳の楽しさを体験していました。
ユーモアを交えた講師で進められ、楽しいひとときでした。
「戦時 蘇る」とは思えない、滑舌の良さ変わらぬしっかりとした口調は、
さすが吉岡さんでした。ますますご活躍ください!!