2017年11月14日(火)の講座
テーマ:現代人の抱える悩みに、心が軽くなる答えの見つけ方~3つの究極の悩み、生、病、死に挑む!~
講 師:
スピリチアルライフコーディネイター 三浦 錬浄さん
本日は、
錬浄さんによる仏教の立場、そしてお越し頂いたゲストの牧師の方(キリスト教)の立場からアプローチした、「生」、「老」、「死」について、お話ししていただきました。
まずは「生」について、それぞれの立場(考え方)からお話しして頂きました。
錬浄さんからは、仏教の考え方から慈しみの心をもちながら、一人一人がお互い様の精神をもち、その上でやはりまずは自分を大事にするというお話しをして頂きました。
一方、ゲストの牧師の方によるキリスト教的アプローチとして、なぜ、なんの為に生きているのか、目的意識を持つことが大事であり、様々な悩み事を通して生きる目的を考えさせられるという点で、悩むこと自体もまた有益であるとお話しして頂きました。
合わせて、個人的には人のために良いことをすることで得られる自分の喜びもまた、生きる目的の一つではないかという見解も示して頂きました。
続いては、「老」について。
錬浄さんからは、年を重ねることは決して悲しいことではなく、それまで様々な経験を得られてきたことはとても素敵なことであり、例えば笑いジワのように、笑顔の分だけできた、そして積み重ねてきたそのシワもまた、素敵ではないかとお話ししていただきました。
続けて牧師の方からも、様々なことを繰り返してきた(乗り越えてきた)からこそ、「今」というものがあり、だからこそ「今」というものが良く見えるのではないかとお話しして頂きました。
最後は、「死」という考えについて。
錬浄さんからは、どう悔いの無いように生きるか、いかに豊かに、そして満足できる生き方ができるか、生ききることができるかが大事だと、お話しして頂きました。
一方、キリスト教の考え方としては、聖書に死んでも生きるという考え方があり、死んでも終わらないという永遠の命という考えのもと、死んでも誰かの心の中で生き続けることができるという見方も示した下さいました。
本日の生・老・死について二つの宗教の考え方、見方を通して改めて、生・老・死を考えるきっかけにしていただければとお話しして頂きました。