12月14日(木)の講座
演題 『革好きなワタシがレザークラフトを始めて知ったこと。』
講師 革バック作家 フジワラメグミ氏
本日の講座は、革バッグ作家のフジワラさんに、“革”製品の魅力や基本的な知識をご紹介いただきました。
以前は会社勤めをされていたフジワラさんですが、育児やご病気をきっかけに会社を辞めて、それから革の作品をつくるようになったそうです。お父様の影響で、小さいころから革の製品に触れる機会が多く、自然と革が好きになっていったことが、「革」を使ってものづくりする道につながったそうです。
「革」の魅力は、やはりひとつとして同じものがない、同じ作りで、同じ材料を使ってもそれを使う方それぞれの味がでてくるところだそうです。同じものをたくさん作るのではなく、世界にひとつしかないものとして作りたいと、お客様に愛される作品を作り続けていらっしゃいます。作っていても、毎回どんな作品に仕上がるのか、作っていて楽しいですよ、とのこと。
講座では、革にはどんな種類があり、どんな風に製品になるのか。実際に革を受講者の方にも触れていただき、革も様々な種類があることを学んでいただきました。
革を製品化させるには、まず生の皮から「なめす」作業が必要です。この工程を経て、「皮」から「革」となります。こちらも天然素材を利用した方法と薬品などを使って短期間で仕上げる方法の違いを教えていただきました。
また「革」製品のお手入れの仕方については、プロのやり方から身近なものを使ってできる簡単ケアまで、教えていただき、「そんなやり方もあるんだ」と受講生も驚いていました。「革」は使い込むことでより自分だけの味がでてくるので、お手入れも大事ですね。
フジワラさんのお話は、とても「革」への愛情が感じられ、お話の最中も笑顔で、その魅力がよく伝わるお話でした。そんなお話を聞いていると「革」の製品を使ったり、、自分で作品を作ってみたいな、なんて思っちゃいました。
フジワラさん、楽しいお話ありがとうございました。