2017年6月28日(水)の講座
テーマ:『頑張らない!無理しない!人間関係づくりのヒント』
講 師:HeartfulNurse(ハートフルナース)代表 高橋 知佳子さん
本日はコーチ・研修講師・看護師で活躍されている高橋知佳子先生を講師にお迎えして「コミュニケーション作り」についてお話しして頂きました。現在は様々な業務を行なっている中の一つに精神科心理教育(患者様、ご家族向け)のコミュニケーション作りを担当しており、患者さんだけでなく、そのご家族からも言葉を口に出すコーチングを行い、より良い人間関係作りを築いております。
「コミュニケーションってなんですか!?」「授業が終わってどうなっていたいですか!?」
それが目標です。
ウサギとカメの話を交えながら「自分らしい目標」を立てる大切さや会話を増やす事により他者理解を深め誰一人として間違いはないが価値観の違いが衝突を招く怖さも話して頂きました。
高橋先生も完璧主義者であった母を持ち、知らず知らずのうちに固定観念が出来上がり「わからない・できません」が人に迷惑をかけてしまうと感じ、新人の時は勤め先の病院の先輩からのアドバイスを中々上手く受け入れることが出来ず悩んだ時期もあったそうです。しかし友人や会社の同僚から「おっちょこちょいな所がいいよね」と言葉を掛けられたことが切っ掛けで短所が長所に変わったそうです。
自分では「自分の輝き」は探しずらい、それは他人から教えられるもの。
結果や経過など些細な言葉一つで受け取り側の印象は変わります。言葉は7%しか効果がありませんが声のトーンや表情を交えることで伝え方が全然違うんです。「○○さん!おはようございます。」挨拶の頭に名前を付けるだけで良いものですよね!!
ストレートに部下を叱るのに信頼関係をしっかり気付いている上司がおり、なぜそんな事が出来るのか高橋さんも興味が沸いたそうです。怒るだけではなく褒めることも同様に行っていた上司に感銘を受け直接質問をした所、答えは「信じているから」と返答を頂いたそうです。
「他人を信じること」「自分らしくいること」これからも私も励んでいきます。
皆さんも普段、どんな時・どんな所、どんな言葉で周りの方に接しているか再認識してみてはいかがでしょうか!?