2月3日(金)の講座演題 リフォームしたい人必見 頼れる大工の見分け方講師 NPO法人匠の右腕代表理事 東北工業大学非常勤講師 東北電子専門学校教員 髙橋 渉さん本日は、元々は大工になりたくなかったという高橋さんの半生を通して感じた、大工の素晴らしさについて、お話ししていただきました。
子どもの頃は、大工にはなりたくなく、親の大工の会社ももちろん継ぎたいとは考えていなかったようで、何か人と違うことをして成功したいと思っていた、高橋さん。
しかし、学校も続かず、仕事もダメ、一人暮らしも出来ないなど、徐々に無気力人間になってきた高橋さんに対し、そっと父親の「大工にでもなるか?」の一声を機に、諦めるかのように、大工の道へと進んだのだそうです。
そんな中、少しずつ大工という仕事をする中でやりがいを見いだしてきた最中、東日本大震災に遭遇し、改めて職人不足の痛感や、命がけの作業の日々を送ったそうです。
職人の必要性を感じた高橋さんは、現在、小さいお子さんから学生さん等の世代に大工仕事体験を積極的に行い、未来の人材育成に努める他、大工版就職セミナーの開催や、人材育成を通した町づくりを行っているそうです。
その他リフォームをするにあたって、見積もりに関することや、実際の工事の流れ、長期工事の際の留意点や、実際に工事を行う職人さんなどについて、様々な事例を教えて頂きました。