2月10日(金)
演台 やる気を育むプレイフルネス運動遊び
講師 向陽台青空スポーツ少年団団長、日本体育協会スポーツ医・科学プロジェクト班員 佐藤一彦さん
今日の講座では、子どもが夢中になれる運動遊びについて、向陽台青空スポーツ少年団団長で、日本体育協会スポーツ医・科学プロジェクト班員の佐藤一彦さんがお話ししていただきました。
現在は昭和の時代と違って公園や道路は危険も多く、ボール遊びの禁止など制限もいっぱい。加えて勉強が忙しかったり、ゲームなど室内遊びが増え、子ども達が思いっきり身体を動かして遊ぶ機会がどんどん減っています。
遊びは子どもの成長に欠かせません。では、どんな環境で遊ぶのが良いのか、
子供の心と体のことについて学びました。
まずは体のこと。小学校前までに体を動かすことが大切です。運動能力は急に発達しません。その年令に合わせた色々な運動をすることが心理学的にも良いとされております。
そして心のこと。幼児・児童・思春期・青年期ごとの心理的発達の特徴を解説して頂きました。運動が出来ると活発になる。逆に出来ないと劣等感を持ちます。
活溌にやる気を高めるためには、自由で楽しく体を動かす遊びが大切です。
以上をふまえて佐藤さんが推奨しているプレイフルネス運動遊びに関する
動画を見ていただきお話いただきました。
佐藤さんの向陽台青空スポーツ少年団では、様々な年齢の子供たちが両親や大人と一緒に様々なスポーツプログラムや遊びを月に2回だけ行っております。
身体を使った遊びは、心を豊かにし、やる気を育みます。子供は小さな大人では無いことを理解してくださいとお話いただきましたよ。