2016年10月28日(金)の講座
テーマ 「温泉の魅力~天然温泉の正しい入り方と科学~」
講師 元観光雑誌 編集長 吉田 総耕さん
以前、観光雑誌を創っていた関係で、東北6県を中心に幾多の温泉を知り尽くしたという、吉田総耕さんを講師に迎えて、温泉にまつわる、よもやま話を聞かせていただきました。
まず温泉とは。普段なにげなく入っている温泉はどのようにして出来るのか、科学的に改めて説明してもらいました。
東北は福島や山形と言った温泉地が多いのは、火山地帯が多いため、温泉が多いようです。
続いて、どうして温泉は体に効くのか。
例えば秋田の玉川温泉は、開発された方が自身の皮膚病が治ったことから有名になりました。
温泉で病気が治るのは、自然治癒力を温泉水が高めてくれるため。
温泉水は万病に効き、病原菌をやっつけてくれ自然治癒力を活性化してくれるからだそうです。
源泉かけ流しか循環湯かの違いについても興味深いお話がたくさん。
「改定温泉法」というのがあるので、温泉に行った際には泉質を確かめてみるのも良いかもしれません。
東北は源泉かけ流しが多く、熱いお湯が特徴で効果があります。
源泉かけ流しは80%体の汚れが落ちるので、石鹸は使う必要がないほどだそうです。
受講生からおススメの温泉の入り方の問いに「温泉は一日3回。5、6分ぐらいずつ3、4回浸かり、肩まで入る全身浴と頭にも効果がある寝湯がおススメ」と吉田先生。
温泉が好きな方、温泉に興味のある方に多数お越しいただきました。
これから日に日に寒くなる季節。
体にも効き、癒され効果もある温泉に是非行ってみたいですね。