2014年10月30日(木)の講座
テーマ 「スポーツの秋 食欲の秋~頑張れジュニアアスリート!もっと強くなる食事学~」
講師 宮城学院女子大学学芸学部 食品栄養学科 准教授 丹野 久美子さん
本日は、丹野久美子さんを講師に招き、スポーツに絡め小中学生に向けた食育のお話をしていただきました。
8歳~12歳がゴールデンエイジと言われるので、この時期の食生活がとても重要になるのだそう。
小学校で習う3色食品群、中学校で習う6つの基礎食品などの話から、スポーツ選手における栄養の重要性、身につけたい食習慣、スポーツにおける栄養の役割など、配られた資料と照らし合わせながらわかりやすく教えていただきました。
親が食べさせる乳児期→食習慣の基礎を作る幼児期→ゴールデンエイジの学童期→食生活を自立する思春期に至るまで。
成長期の段階ごとの食生活士指針のお話などもとても参考になりました。
オススメしたいのが、栄養のバランスが取れた和食メニューの「マゴワヤサシイ」と言われるもの。
聞いたことがある方も多いと思いますが、マメ・ゴマ・ワカメ・ヤサイ・サカナ・シイタケ・イモ。
これらは理想的なメニューに欠かせない食品類である一方、今の若い子達が食べる量が少なくなっているものだそうです。
「朝食が大事なので、子供のうちから朝食をきちんと摂るように心掛けましょう」と丹野先生。
中でも乳製品は一日3食の中で一回は摂りたいもの。そして野菜は1日350gは食べたい量だそうです。
最後に、講座の中で子供達に食べさせたい丹野先生オススメのレシピを受講生に配って下さいました。
「人を良くすると書いて食。食べ方を間違ったら病気になりますが、人を良くする食べ方をしてきましょう」
小学生中学生で、中でもスポーツをされているお子さんをお持ちの親御さんにはとても参考になる講座だったと思います。
併せて、健康づくりのための食生活のお話なども聞くことが出来、とても勉強になった一時間でした。