テーマ 東北・仙台市の発展と陸上交通の今後~公共交通と自動車社会を考える~
講 師 都市・交通政策評論家 八木大輔さん
「無関心ではいられるが、無関係ではいられないのが交通です」
交通は「移動」の一種として、その概念の話から。
そして、公共交通の基本三原則である、生活密着、地域密着、全世代密着について解説などがありました。
東北新幹線開業30周年から考えるの項目では、新青森駅周辺のまちづくりが遅れていることを指摘。
ストロー効果が生じて人、モノが東北各地へ飛散したお話がありました。
これからのまちづくりの基本としては、コンパクトシティ。仙台の場合は、仙台市中心部へはどこからでも30分で行ける「アクセス30分構想」などの事例が紹介されました。
そのほかにも、仙台市交通政策について、都市交通としては珍しい「自動車依存現象」(東京23区 38%、仙台市 48%)があることを数値を示して話が印象的でした。
おしまいに「これからの交通政策」の課題が提示されました。
普段何気なく利用している、交通手段もこれからを考えるきっかけをいただきました。
飲兵衛先生のまちづくり研究室
http://ameblo.jp/sogatetsu/