6月6日(水)
演題 家庭で伝えるいのちの話~誕生学アドバイザーが伝えるいのちのおはなし 家庭での対話のヒント~
講師 公益社団法人誕生学協会 誕生学アドバイザー ひらみ ゆうこさん
「赤ちゃんはどうやって生まれてくるの?」と、5歳までに80%の子どもが親に質問するそう。その質問に対してシャットアウトをせずに、しっかりと答えてあげることが大事。
高校の生物の授業や教科書で「人間」を扱うのは、世界では19%であるのに対して、日本はわずか4%。「性教育は、生命のしくみの意味と力を学び、尊い気持ちを持つことが大切」と講師は語ります。
講師がいつも小学校で授業をする様子を再現。
受精から出産、そして親子関係やスキンシップの大切さを、700年ほど前の神聖ローマ皇帝、フリードリヒ2世の実験「沈黙の育児」の例をあげて話しました。
「”私達の子どもの頃は聞いていない”は理由になりません。」
性産業の情報が氾濫している環境のなか、「誕生」について子ども達にしっかりお話できる親になりたいものです。