2011年1月11日(火)
テーマ 「日本の包み文化にみる行動美学~折形(おりがた)」
年の初めに使える おもてなしのORIGATA
講師 “心を折り結び、包む専門家” 佐藤 美枝氏
あけましておめでとうございます。今年最初の“タピ大”です。
今日は日本の文化の素晴らしさを改めて感じることができる
“折形”について学ぶ講座でした。
折形(おりかた)は、日本の礼儀作法の1つで、贈答品を包む紙の折り方に関する礼儀作法です。礼儀作法と聞くと何か小難しいようですが、今日は楽しくかんたんにできる“折形”をみんなで学習しましたよ。
日本人は何か物を人に送るときに無意識に紙などで包む行動をとるそうです。そういった中で昔の方が考えた“折形”。様々な用途に合わせた“折形”があり、その形で入れるものが決まっていたそうです。(今日は山椒入れを作りました)
講師の方が見本を見せて説明するたびに受講者の方からは
“へぇー”、“なるほどねー”と声が…
実際にみなさんにも紙を折ってもらいましたが、みなさん楽しみながら体験していました。最初は難しいといっていたのに終ってみると「簡単だね」という感想が!
生活の中でつかえる“折形”。のりやテープで貼り付けなくても紙を折るだけで色々な入れ物ができるのはすごいです。昔の人はすごく工夫していたのですね。
日本人でよかったと思える今日のタピ大でした。