2010年11月25日(金)
演題 Tapio wo とことん知り尽くす-ショッピングがもっと楽しくなるかも
講師 鹿島建設 田中正良氏
今回は、タピオの工事を担当した鹿島建設の田中正良氏を講師に招いての講義でした。
タピオのモデルになったのが、フィンランドのタピオラ・ガーデンシティーという街で人間と自然が共生できる街というテーマだそうです。
タピオは様々な工法や工夫で作られているのですが、特筆すべきはお客様への安全面を考慮した設計。
ショッピングセンターの事故で多いものの一つがお子さんが手すりなどに座って転落してしまう事故だそうです。
タピオでは、手すりを楕円にして傾けているので痛くて座れないようになっているとのこと。
さらに、火災のときに煙が他の区画に行かないように天井にガラスの区切りがありますが、タピオでは地震などでガラスが割れて落ちてこないようにグラスファイバーでできているそうです。
これにより曲がることはあっても割れないので万が一、下のお客様にガラスが降りかかるということがないそうです。
とにかく、お客様の安全面、利便性を考えて作られているタピオ。
同じ買い物をするにしても、お客様第一で設計されているタピオで買い物をしたほうが安心して買い物ができるので、特に小さいお子様をお持ちの親御さんは値段もさることながら、建物でお店を選んでみてはいかがでしょうか?