10月6日(水)
テーマ 笑いと健康について
講師 タレント ワッキー貝山 氏
東北の様々なメディアで活躍中のワッキーさん。
サラリーマンから、吉本興行に入社。
当時の上司の好意的な計らいで、仙台では広告代理店のサラリーマン、
東京で吉本興行のお笑いの舞台をこなす、Wワークの生活を送っていたそうです。
当時のギャラの明細書を見せて頂きましたが、1ステージ500円!
源泉徴収を引いて450円。もちろん交通費込み。
そんな環境ではありましたが、当時の同じ舞台には桂三枝さんやダウンタウンさんが一緒だったそうで、お金では買えない貴重な体験が現在の礎になっているそうです。
講義の前半はそんな吉本時代の話や、お笑いに携わるタレントさん達の話を、たとえば、芸人さんは、普段は地味な人が多く、ピン芸人さんは相方がいない分、壁に向かって練習をしているなどなど…興味深いお話を伺いました。
さて、Wワーク時代のサラリーマン業の中でも、クライアントさんが自分の提案に笑ってくれた事がきっかけで、仕事を打破出来た事があり。笑いの効用を深く感じたワッキーさん。1997年にサラリーマンを辞め、タレントとして、TVやラジオ、司会、お笑い、演劇などの活動や、お笑いライブの主催を行っています。
最近は笑いと健康についてのトークでも活躍中。 『笑う』事によって、人間体には様々な良い反応が起こります。まず、免疫力がアップするので、良く笑う人はがんなどにもなりにくいそうです。そして、血糖値が下がる。早足で歩くのと笑うのは同じ効果があるそうです。
含み笑い、愛想笑い、作り笑いでもOK!笑い顔をすると、脳が楽しかった時の記憶を思い出し、脳の中に心から笑った時と同じ物質が作られるので、にやついているだけでも体には良いそうです。(これを形状記憶笑い!と言うそうです。) また、脇の下をくすぐっての笑いは、笑い+脇の下のリンパのつぼが活性化!拍手+笑いは、手のひらのつぼが刺激されるので相乗効果も期待出来ます。
最近では手振りと笑顔の表情を合わせた、ラフターヨガも密かに流行っています。(タピ大でも以前、講義を行いました)ワッキーさんいわく「健康で幸せに暮らすコツは、自分が今までで一番面白かった事を思い出しながら、酒を飲む事!」
ワッキー貝山さんの今後の活動としては、今年も12月に、街中のアーケードで「仙台お笑いコンテスト」を開催予定。昨年は500人近くの人が集まったそうです。
「宮城県人は他の土地に行くとシャイな人が多いのですが、実は、自分が一番面白いと思っているという調査結果があるそうです。もっと、自分の面白さを全面にアピールして行く事で、全国区で活躍する人が増えて欲しいです。」とおっしゃっていました。イベントに詳細や、玄人の域の、がちゃぽんの話などは、下記のHPをご覧下さい。
ワッキー貝山さんのHP:
http://www.wakky4649.com/
ワッキー貝山さんのブログ:
http://wakky4649.blog.ag/