テーマ 絵手紙でコミュニケーション
講師 ブログ「ムッチャンの絵手紙日記」作者 早坂睦子氏
絵手紙は、相手があって書くもの。何かを伝えようとする気持ちを持つ。
自分の言葉で思いを伝えることの大切さのお話から始まりました。
いまの時期、お中元をもらって、お礼状を書く機会がありますが、手紙で書くとなると、いろいろなプレッシャーがあります。でも、絵手紙で書くと、長い文章がなくても気持ちを伝えられるのでよいとのこと。しかし、おいしくないものをもらったときは、その絵を描かないほうが良い。なぜならば、また翌年送られてくるから(笑)・・・など、絵手紙の使い方や効果を、例をあげて楽しく説明しました。
スイカとパンの絵。自分で好きな言葉を1分でいれてみてください。
コツは「誰に出すか決めると言葉が出てくる」そう。実際に受講生が書いてみました。
スイカ
暑いねぇ もうスイカ食ったか?(母親へ)
きっとおいしいはずよね(友人へ)
大好きなスイカの季節です(母親へ)
一緒に食べようね(姉へ)
暑い日が続きますね。水分をとって熱中症にならないように(おじさんへ)
パン (パッケージははっきり書くのがポイント)
元気が一番(息子へ)
ワハハハハ(夫へ)
やっぱりパンはうまいね(姉へ)
宮城の米粉で作ったパンです。パン好きなので食べてみたいね(友人へ)
同じ絵でも、同じ言葉でもいろいろな想いがある。コミュニケーションや人を見る目を養う点でも絵手紙はよい。
そのほかにも・・・
夫婦間のコミュニケーションの一助になった。
毎日の気持ちの整理がつくようになり、ストレスが減った。
物事を多方面から見る習慣がついた。ものをよく見るクセがついた。
「ありがとう」に出会うことが増えた。絵手紙を送ることで感謝される。
絵手紙のいいところは、たった一人の為に心をこめてかくものなので絵がヘタになっても(思ったとおりに描けなくても)いい。相手を思う気持ちが大切なのです。
絵手紙で人の幸せを願うようになるとまわりにそういう人が増える。
「動かなければ出会えない」小池邦夫のことばでしめくくりました。
講座後も、早坂さんの作品を囲み、絵手紙の魅力についての話に花が咲きました。
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